研究室について

高齢社会インフラ研究プロジェクト

高齢社会において重要なことは、移動のしやすく、かつサービスを受けやすい都市づくりを目指すことです。特に高齢者をはじめとする人々の交通システムを作り上げることとバリアを取り除くユニバーサルデザインを中心に研究を進めています。

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中央大学「高齢者交通セミナー」開催の案内

綻び始めている高齢社会の「モビリティと交通」を読み解く

主催:中央大学理工学部鹿島茂研究室+研究開発機構秋山哲男研究室、日本福祉のまちづくり学会・事業委員会

 65歳の高齢者が3割を超えつつある社会がもうそこまで来ています。高齢者は一般に老いと共に心身機能が低下し、交通やまちをうまく使いこなすことができなくなってきます。

 本セミナーは現在顕在化している高齢社会の交通問題を対象とし3日間で3つのテーマを行います。初日の「事故と安全」5月9日(火)では、高齢ドライバーによる交通事故が顕在化し社会問題化していること。また、日常生活で高齢者が階段や道路など転倒・転落していることに対して、その実態と対策をお話しします。

 2日目の「高齢者の新たなモビリティ確保」6月13日(火)では、最近著しい増加を見せている自転車やセグウェーなど様々パーソナルモビリティが開発されこれからどうなるのか、について議論します。2006年に法制化された有償運送がどこまで役立っているのか、また情報通信の発達と生まれたライドシェアーがタクシー会社の抵抗を受けながら、どの様な問題が顕在化するのか、どこまで拡大してゆくのかなどをお話しします。

 3日目は、交通におけるストレスとその軽減7月11日(火)では、人は移動する場合、物理的な障壁や、通勤鉄道の混雑に苦痛やストレスを感じています。ここでは、ストレスを指標としてバス・鉄道の負担感をお話しすること。また、鉄道の乗換の移動距離や階段など物理的にストレスとなります。こうした、障害者のストレスを軽減するデザインについて事例を中心にお話しします。

■ 日時:2017年5月23日(火)午後6:30~20:45 事故と安全

 (1)高齢ドライバーの事故特性と予防 自分でできる予防策と支援装置の利用 鹿島茂

 (2)高齢者の自損事故の実態と対策 秋山哲男

■ 日時:2017年6月13日(火)午後6:30~20:45 高齢者の新たなモビリティ確保

 (1)運転するモビリティ確保:自転車・パーソナルモビリティ等、鹿島茂

 (2)乗客としてのモビリティ確保:移送サービス・ライドシェアー、秋山哲男

■ 日時:2017年7月11日(火)午後6:30~20:45 3.交通におけるストレスとその軽減

 (1)ストレスを指標として自転車・バス・鉄道の負担感 鹿島茂

 (2)ストレス軽減のデザイン手法 秋山哲男

開催場所:中央大学6号館7階6701室

申し込み方法:先着30名まで、日本福祉のまちづくり学会、指名、所属、連絡先(メール・携帯)、を記入の上事務局に申し込みください。情報保障が必要な方は申し出てください。

事務局 小林 kobayashi@fukumachi.net

参加費用:3回4,000円(1回だけでも4,000円)

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